【新宿区】弁財天3選|抜弁天・西向天神社・歌舞伎町の由緒とアクセス

新宿区で弁財天を祀る場所を調べようとして、神社なのか寺院なのか、どこにあるのかがはっきりせず、検索の手が止まった経験はありませんか。名前だけは聞いたことがあっても、由緒や御朱印の授与場所までは案外知らないものです。

地域情報メディア『しんじゅくスコープ』のエリア担当ライター、マサです。わたしも普段は営業で新宿駅の周辺をよく通るのですが、寺社めぐりとなると勝手が違って、最初は地図アプリを片手に少し迷いました。

この記事では、弁財天という神様の位置づけから、新宿区内で実際に弁財天を祀っている場所を三か所、由緒や料金目安、アクセスまで整理していきます。

目次

弁財天とはどのような神様か

弁財天はもともとインドの水の女神サラスヴァティーが起源とされ、日本では音楽や弁舌、財福、知恵を司る神として信仰されてきました。七福神の中で唯一の女神という点も特徴です。

神道の市杵島姫命という神様と仏教の弁才天が結びつき、同じ場所で祀られることも多いのです。名前の表記に「才」と「財」の二通りがあるのも、この背景によるものだと知っておくと理解しやすくなります。

新宿区で弁財天を探すときの見方

迷いやすいのが、弁財天という神様の解説だけを頼りに新宿区内の場所を探そうとすることです。ご利益や由来を知っても、それだけでは所在地にはたどり着けません。

実際に新宿区内で弁財天を祀っていると公式に案内されている場所を調べてみると、余丁町の厳嶋神社、その本務社である西向天神社、歌舞伎町にある歌舞伎町弁財天の三か所が見えてきました。

ここから先は、この三か所について由緒や訪ね方を順番に見ていきます。全国的に弁財天は数多くの場所で祀られているため、あくまで新宿区内の一例として読んでもらえたらと思います。

新宿区内で弁財天を祀る三つの場所

ここからは、実際に足を運ぶことを考えて、名称、特徴、料金の目安、アクセスをまとめました。訪れる時期によって案内が変わることもあるので、目安として見てもらえればと思います。

厳嶋神社(抜弁天)

源義家が戦勝祈願したと伝わる古社で、境内が南北に通り抜けられることから抜弁天と呼ばれています。

新宿山ノ手七福神の弁財天を担う神社で、江戸六弁天の一社にも数えられてきました。所在地は新宿区余丁町8番5号で、都営大江戸線の若松河田駅から徒歩8分ほどです。

御朱印の初穂料は400円前後とされていますが、正月の元旦から1月7日以外は境内の社務所が閉まっていることが多く、後述する西向天神社での授与になると案内されています。公式サイトは設けられていません。

西向天神社

厳嶋神社の本務社で、正月期間以外の弁財天の御朱印はこちらで受けられると案内されています。

旧東大久保村の鎮守として信仰されてきた神社で、菅原大神や厳島大神などを祀っています。所在地は新宿区新宿6丁目21番1号、東新宿駅から徒歩6分ほどの立地です。

参拝や御朱印の受付時間は午前9時から午後5時までとされ、御朱印の初穂料は各社400円前後が目安です。厳嶋神社とセットで訪ねる人が多い場所なんですよね。

歌舞伎町弁財天

歌舞伎町公園内に鎮座する小さな祠で、歌舞音曲と商売繁盛の神様として信仰されています。

大正2年に上野寛永寺の不忍弁天を分祀したのが始まりとされ、かつて池や湿地に囲まれていた土地の記憶を今に伝えています。所在地は新宿区歌舞伎町1丁目13、歌舞伎町公園内です。

年中無休で、JR新宿駅から徒歩8分、西武新宿駅からは徒歩3分と仕事帰りにも寄りやすい距離です。社務所は設けられておらず、御朱印や授与品の取り扱いはありません。

七福神めぐりと水辺信仰の関わり

厳嶋神社の弁財天は、新宿区内の七つの寺社を巡る「新宿山ノ手七福神めぐり」の一つに数えられています。太宗寺の布袋尊や永福寺の福禄寿などと合わせて巡拝できるコースです。

弁財天はもともと水の神様としての性格も持っています。田畑を潤す水を司る神として五穀豊穣の守り神ともされてきた経緯があり、水辺や池のそばに祀られる例が各地で見られます。

歌舞伎町弁財天の周辺もかつては池と湿地に囲まれた土地だったと伝えられており、水と弁財天の結びつきを感じさせる場所だと思っています。

参拝時間と境内で確認したいこと

新宿山ノ手七福神めぐりの案内では、参拝や御朱印の受付は午前9時から午後5時までとされています。ただし各寺社の行事によっては対応が難しい場合もあると案内されています。

歌舞伎町弁財天は公園内にあるため常時参拝できますが、社務所がなく御朱印の授与はありません。訪ねる目的によって、確認しておく内容が変わってくる気がします。

御朱印や授与品をめぐる注意点

ここで一度立ち止まってほしいのが、御朱印の授与場所です。厳嶋神社の社務所は正月の松の内以外は閉まっていることが多く、元旦から1月7日を過ぎると御朱印は西向天神社での授与になると案内されています。

わたしも最初は厳嶋神社の境内で御朱印がもらえるものと思い込んでいて、現地で案内を見て初めて気づきました。訪れる時期によって授与場所が変わる点は、事前に知っておくと当日焦らずに済みます。

時期で授与場所が変わるので先に確認しておくと安心です

公式情報をどこで確認すればよいか

まず押さえておきたいのは、参拝時間や御朱印の授与状況、行事の実施は変更される可能性があるということです。訪ねる直前に公式情報を確認する習慣をつけておくと無理がありません。

  • 新宿区の文化観光資源案内サイト
  • 新宿観光振興協会の公式サイト
  • 各神社への電話や現地掲示の確認

これらの窓口はいずれも一次情報に近く、口コミサイトやまとめ記事だけで判断するより確実です。行事の日程や特別な公開状況は、直前に変わることもあるため注意しておきたいところです。

訪ねる前に起きやすい思い込み

よく迷うのが、神社と寺院を同じ感覚で扱ってしまうことです。弁財天は神仏習合の経緯から神社でも寺院でも祀られることがあり、参拝作法や御朱印の扱いもそれぞれ異なります。

もう一つよくあるのが、七福神めぐりの一つだからといって、必ず全ての授与品が揃っていると思い込んでしまうことです。歌舞伎町弁財天のように御朱印を扱っていない場所もあります。

仕事帰りに立ち寄る際に見ておく点

普段から新宿駅まわりを通ることが多い立場としては、駅からの距離と歩きやすさはやはり気になります。歌舞伎町弁財天は西武新宿駅から徒歩3分、厳嶋神社と西向天神社は東新宿駅からそれぞれ数分の距離です。

ただし社務所の開いている時間は日中に限られることが多く、平日の遅い時間に立ち寄る場合は御朱印の授与が難しいこともあります。時間に余裕を持って動くほうが安心です。

行事や祭礼を訪ねる場合の留意点

正月期間には七福神めぐりで訪れる人が増え、厳嶋神社や西向天神社の境内が普段より混み合うことがあります。行事に合わせて訪ねる場合は、混雑や授与品の在庫状況も含めて考えておきたいところです。

写真撮影や祭事への参加についても、その時々の案内に従うのが基本です。個別の行事ごとにルールが設けられていることがあるため、当日の掲示を確認する形になります。

最後にわたしから伝えたいこと

今週末にでも、まずは新宿区の公式サイトで厳嶋神社と西向天神社の案内ページを開いて、参拝時間と御朱印の授与状況を一度メモに残してみてください。

訪ねる時期によって授与場所が変わると分かっているだけで、当日の動き方がずいぶん楽になると感じています。事前に少し調べておくだけの手間だと思うんですよね。

抜弁天という地名の由来を知り、歌舞伎町の片隅に立つ小さな祠にも目を向けながら歩く新宿は、いつもと少し違って見えるはずです。そんな発見のある散策になったらうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「しんじゅくスコープ」マサ

新宿区在住のマサです。地域情報メディア『しんじゅくスコープ』で、地元で役立つ情報を発信しています。

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