真夏の新宿駅まわりを歩いていると、日向と日陰でこんなに違うのかと感じる瞬間があります。少し先まで日陰が続くビル沿いを選ぶだけで、体感がかなり楽になることもあります。
地域情報メディア『しんじゅくスコープ』のエリア担当ライター、マサです。平日は新宿駅まわりを通ることが多く、暑い時期の歩き方はいつも気にしています。
この記事では、日陰マップの使い方や、新宿区内で日陰を活用しやすい場所、歩くルートを考えるときに見ておきたい点を順番に整理します。
新宿区で日陰マップを役立てる方法
日陰マップと聞くと難しそうに感じますが、実際はスマホの地図アプリについている日陰表示の機能。
建物の高さや太陽の位置から日陰の部分を計算し、地図上にリアルタイムで重ねて表示してくれる仕組みです。時間帯によって日陰の位置は動きます。新宿駅の東西でビルの高さが違うので、同じ通りでも時間がずれると日陰の量が変わって見える点も特徴。
日陰の表示はあくまで目安であり、実際の街並みとは細部が異なる場合があります。歩く前に一度アプリの画面で確認しておくと、当日の迷いが減ります。
日陰が多い場所を見つけるコツ
見落としやすいのが、日陰は建物だけでなく街路樹や公園の木々からも生まれるという点です。
新宿御苑や戸山公園のように木々が多いエリアは、夏場でも木陰に入ると体感がやわらぎます。わたしも一度、用事の合間に新宿御苑の園路を歩いたとき、木漏れ日の下だけ空気が違うと感じたことがありました。地図アプリの日陰表示と合わせて、公園の位置も頭に入れておくと選択肢が広がります。
街路樹と公園を移動に組み込む発想
最短距離だけを優先すると、日向の広い通りを選んでしまうことがあります。
少し遠回りでも街路樹の並ぶ歩道や公園の中を通ると、体感の暑さが変わってきます。自分ならまず、目的地までの最短ルートより先に、木陰の多いルートがないか一度地図で見るようにしています。数分の差なら、日陰を選ぶほうが後で楽なんですよね。
新宿駅周辺での地下通路の使い方
新宿駅周辺は地下通路や屋内の連絡通路が発達していて、直射日光を避けながら移動できる区間もあります。
ただし、通路によっては営業時間や工事の状況で通れない時間帯もあります通行できる時間は施設ごとに異なるため、急ぎの移動では事前に公式情報を確認しておくと安心です。慣れた道でも油断せず、たまに確認し直す習慣。
時間帯で日陰の位置が変わる理由
太陽の高さは一日の中で変わるため、同じ場所でも午前と夕方で日陰の位置が違います。
正午前後は日陰が短くなりやすく、夕方に近づくとビルの影が長く伸びる傾向があります。仕事帰りに歩くときは、朝とは違うルートのほうが日陰を拾いやすいと感じることも。この違いを知っておくと、同じ道でも歩きやすさの印象が変わってきます。
暑い日に歩くルートを考える手順
暑い日の外出では、目的地までの行き方を決める前に確認しておきたい順番があります。
出発前に、その時間帯の日陰の広がり方を一度見ておきます。
最短ルートと日陰の多いルートを見比べて選びます。
途中で座れる場所や涼める施設を、念のため頭に入れておきます。
この三段階を先に済ませておくと、外出中に迷う場面が減ります。
日陰ルートを調べられる主なサービス
ここまでの内容をふまえ、実際に日陰やクールスポットを調べられる代表的なサービスを三つ紹介します。いずれも新宿区内を含めて利用できますが、対応機能や表示範囲は更新で変わることがあります。
| 名称 | 特徴 | 料金目安 | 利用方法 |
|---|---|---|---|
| ALKOO by NAVITIME | 現在時刻の日陰を地図に表示し、日陰を優先したルートも検索できる歩数計アプリ | 無料(プレミアムは月額400円程度から) | アプリの「歩く」タブから日陰表示やルート検索を利用 |
| NAVITIME | 徒歩ルート検索の中で日陰優先ルートを選べる総合ナビゲーションアプリ | 基本無料、日陰優先ルートは有料コース月額500円程度から | トータルナビまたは徒歩ルート検索から設定 |
| 東京暑さマップ | 暑さ指数とクーリングシェルター等の場所を地図上で同時に確認できる公式サービス | 無料 | ブラウザからアクセスし地図上で確認 |
ALKOO by NAVITIMEは日陰マップと日陰ルートを無料の範囲で試しやすく(公式サイト)、NAVITIMEは電車やバスと組み合わせた外出全体の計画に向いています(公式サイト)。
東京暑さマップは地図上で暑さ指数とクーリングシェルターの位置を同時に確認できる点が便利です公開期間や掲載施設は年度ごとに更新されるため、利用前に公式サイトで確認してください(公式サイト)。
休憩できる場所で確認したい点
新宿区には、暑い時期に涼める場所として区が案内している施設もあります。
いわゆるクーリングシェルターと呼ばれる施設で、地域の交流館やシニア活動館などが対象です開放される時間や対象施設は変更される場合があるため、利用前に新宿区の公式情報で確認してください。無理に一つの場所に絞らず、近くに何か所か候補を持っておくと安心です。
- 開放されている曜日と時間
- 誰でも利用できるか
- 水分補給できる設備の有無
- 最寄り駅からの距離
この四つを事前に見ておくと、外出先で急に暑さを感じたときも落ち着いて動ける。
日陰マップでよくある勘違いを知る
正直に言うと、わたしも最初は日陰さえ歩けば熱中症対策は十分だと思い込んでいたんですよね。
実際には気温そのものは日陰でも下がりきらず、水分補給や休憩と組み合わせて初めて効果が出てきます。日陰はあくまで体感を和らげる一つの工夫であり、それだけに頼り切るのは避けたいところです。この違いに気づいてから、水筒を持ち歩く習慣が増えました。
- 日陰マップの役割
-
建物や樹木による日陰の位置を、地図上で視覚的に把握するための機能です。
- クーリングシェルターの役割
-
暑さを避けるために新宿区が案内している、冷房のある屋内の休憩場所です。
この二つは役割が違うため、どちらか一方だけで安心しないようにしたいところです。
見落としやすい注意点を押さえる
見落としやすいのが、日陰マップや休憩施設の情報が季節や工事の状況で変わることがある点です。
去年通れた通路が工事で使えなくなっていたり、休憩施設の開放期間が終わっていたりすることもあります。前提として、これらの情報は常に最新とは限らないもの。出かける前に一度だけでも公式サイトを見ておくと、当日の予定が崩れにくくなります。

影を選ぶだけで体感がかなり変わりますよ
最後にわたしから伝えたいこと
今日でも明日でも、外に出る前にスマホの地図アプリを開いて、日陰の表示を一度見てみてください。
わたし自身、何気なく選んだ道が日陰続きだっただけで、駅までの時間が少し楽に感じられたことがあります。小さな違いですが、積み重なると疲れ方が変わってくる気がしています。
今週末どこかに出かける予定があれば、行き先までのルートを地図で眺めて、日陰の多そうな道を一本選んでみてくださいね。それだけで、少し涼しい夏になったらうれしいです。
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