住民税の通知書が届いて、金額の見方や何をいつまでに払えばいいのかが分からなくなった、という経験はありますよね。転職や引っ越しのタイミングで、納付方法がいきなり変わって困った、という話もよく聞きます。
新宿区の生活情報を発信するメディア『しんじゅくスコープ』のエリア担当ライター、マサです。わたしも以前、転職した年に普通徴収に切り替わって、急に4枚の納付書が届いて慌てたことがあります。
この記事では、住民税の金額の考え方、特別徴収と普通徴収の違い、通知書の見方、転入転出で迷いやすいこと、非課税や証明書の話まで、迷いやすい点をひとつずつ整理します。
新宿区の住民税とは何か
新宿区の住民税は、特別区民税と都民税を合わせたものです。令和6年度以降は、これに森林環境税も加わっています。
前年1月から12月の所得に対して、翌年度分として課税される仕組み。所得税と違い、区が税額を計算して通知してくれます。
住民税の金額はどう決まるか
住民税の金額は、均等割と所得割の2つから成っています。均等割は所得に関わらず一定額を負担するもの。所得割は、前年の所得額をもとに計算されます。
所得割の税率や控除の種類は制度変更があり得るため、最新の金額や算出方法は新宿区公式サイトで確認するのが確実です。

金額がいつもと違うと感じたら、通知書と前年を見比べてみてください
特別徴収と普通徴収の違いを見ておく
住民税の納付方法は、大きく3種類あります。給与から毎月引かれる「給与からの特別徴収」、年金から引かれる「年金からの特別徴収」、自分で納付書を使って払う「普通徴収」。
- 給与からの特別徴収
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勤務先が毎月の給与から差し引いて納める方法。6月分から翌年5月分まで12回に分けて引かれます。
- 年金からの特別徴収
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65歳以上の一定の年金受給者が対象。偶数月の年金支払時に引き落とされます。
- 普通徴収
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区から届く納付書を使い、自分で金融機関やコンビニなどで納める方法。年4回の納期があります。
わたしが転職した年は、退職後に自動的に普通徴収に切り替わりました。通知書が届いてから初めて気づいたので、転職前から確認しておけばよかったと感じています。
通知書が届いたら見ておきたいこと
毎年5月から6月ごろに届く住民税の通知書には、年間の税額と納期ごとの金額が記載されています。普通徴収の方には納付書も同封されています。
見落としやすいのが、所得控除の種類と適用結果の欄です。扶養控除や社会保険料控除の内容が変わっていると、前年と金額が変わることがあります。
令和7年1月から、課税(非課税)証明書の様式も変わりました。証明書を使う予定がある方は、新宿区公式サイトで最新様式を確認しておくと安心です。
転入転出のときに迷いやすい点
住民税は、その年の1月1日現在の住所地で、前年の所得に対して課税されます。1月2日以降に新宿区外へ転出しても、その年度の住民税は新宿区に納めることになります。
転入してきた場合も同様で、1月1日時点の住所地が基準。引っ越してきてすぐに新宿区から通知が届かなくても、前の住所地から届く場合があります。
非課税や減免で確認しておきたいこと
住民税が課税されない方の条件は、生活保護を受けている方や、障害者・未成年者・寡婦・ひとり親で前年の合計所得が135万円以下の方などが含まれます。
非課税かどうかの判定は所得額だけでなく、扶養人数も関わります。自分が非課税に当たるかどうかは、新宿区の公式情報か税務課で確認するのが確実です。
収入がなかった年でも、住民税の申告をしておくと証明書の発行や各種手当の申請に使えます。国民健康保険や児童手当の手続きで必要になることがあります。
住民税の相談・手続きができる窓口3か所
課税内容の確認、証明書の取得、納付の相談で使える窓口を3か所まとめました。利用目的によって行き先が変わるため、事前にどこへ行くかを決めておくと無駄がありません。
- 新宿区役所税務課(本庁舎6階)
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特別区民税・都民税の課税相談、証明書発行、口座振替の申込みができます。火曜のみ19時まで受付。収納管理係(03-5273-4139)・課税第一係(03-5273-4107)・課税第二係(03-5273-4108)。公式:city.shinjuku.lg.jp
- 新宿都税事務所
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都民税分の証明・固定資産税など都税全般の相談窓口。西新宿7-5-8、平日8:30~17:00。代表電話:03-3369-7151。公式:tax.metro.tokyo.lg.jp
- コンビニ交付(マイナンバーカード利用)
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全国のコンビニでマイナンバーカードを使って課税証明書を取得できます。手数料は1通200円(区窓口より100円安い)。利用方法は新宿区公式サイトで確認できます。
わたしは仕事帰りに寄れるかどうかを気にするタイプなので、まず火曜の19時まで対応している区役所の窓口を先に確認してから動くことが多いです。コンビニ交付は手数料が安く、マイナンバーカードさえあれば深夜でも取れるので楽です。
納付方法で選べる選択肢を見ておく
普通徴収の納期限は年4回。新宿区公式の案内では、6月末・8月末・10月末・翌1月末が目安です(土日祝に当たる年は翌開庁日になります)。
- 銀行・信用金庫・ゆうちょ銀行の窓口
- 区役所6階税務課・特別出張所
- コンビニ(30万円以下)
- 口座振替(納め忘れ防止に便利)
- スマホ決済・Pay-easy・eL-QR
口座振替に切り替えてから、期限を意識しなくてよくなりました。手続きは区役所税務課か公式サイトで案内されています。
住民税でよくある勘違い
意外と混同されやすいのが、住民税と所得税の関係です。所得税は国に納める税金で、住民税は区(と都)に納める税金。計算の仕組みも課税される年度も別物です。
ふるさと納税をした場合の住民税控除も、確定申告やワンストップ特例制度を通じて反映される仕組みです。反映されるのは翌年度の住民税からで、当年度の税額はすでに決まっています。
課税証明書と納税証明書の違い
新宿区では、住民税に関する証明書として「課税(非課税)証明書」と「納税証明書」の2種類が発行されます。手数料は窓口・郵送ともに1通300円、コンビニ交付は200円です。
- 課税(非課税)証明書
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所得額・税額・各種控除の内訳を証明する書類。非課税の方でも発行可能。
- 納税証明書
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住民税の納付状況(納付済額・未納額)を証明する書類。非課税の場合は発行不可。
ローンや賃貸の審査で「所得証明書」と言われたら、多くの場合は課税(非課税)証明書のことです。どちらが必要かを相手先に確認してから窓口へ行くと二度手間が避けられます。
公式情報の確認先はどこを見るか
住民税は制度変更や税率の見直しが毎年あり得ます。まとめサイトの情報は古いケースが多いため、金額・控除条件・証明書の様式は新宿区公式サイトで確認するのが基本です。
新宿区役所6階 税務課 課税第一係・課税第二係へ
滞納対策課(03-5273-4534)へ。休日相談の日程は公式サイトで確認
窓口・郵送・電子申請(令和6年10月開始)・コンビニ交付のいずれかで
今週、通知書を一度取り出してみてください
住民税の通知書は届いたまま引き出しに入っていることが多いですよね。今週、一度取り出して、納期限と金額だけ確認してみてください。口座振替をまだ設定していない方は、この機会に申し込んでみると楽になります。
わたしも転職した年に普通徴収の対応に慌ててから、口座振替と公式サイトのブックマークを習慣にしました。手間を一回かけるだけで、毎年の納付期が来ても焦らなくなりました。
難しく考えなくて大丈夫です。通知書を開いて、次の納期限だけ確認することが今日の一歩。それができたら、この記事を役立てていただけたらうれしいです。













