【新宿区】医療費控除の申告先は区役所?新宿税務署・四谷税務署・自宅で出す3つの方法

「今年は病院に行く回数が多かったな」と思っても、医療費控除を使えるのか、どこへ出すのかが分からない。そんな迷いは、年の終わりが近づくと増えます。

『しんじゅくスコープ』エリア担当のマサです。わたしは、国の制度と区の窓口を分けて読む順に並べました。

新宿区で使える三つの提出先と、対象になる費用、補てんされた金額、必要な書類を書きます。内容は年度で変わることがあるため、国税庁と税務署の最新の公式情報で確かめる前提です。

目次

医療費控除は所得税の確定申告です

先に確認しておきたいのは、医療費控除は所得税の制度で、新宿区役所の窓口で申告するものではない点です。申告先は所轄の税務署になります。

医療費控除

所得税の確定申告で受ける、所得控除の一つです。

住民税の窓口

区の税務課の課税第一係と課税第二係が案内しています。

区の税務相談

予約制で、税務課税務係(03-5273-4135)が受け付けます。

区役所の窓口が頭に浮かぶのは、自然ですよね。ただ、住民税の申告と所得税の確定申告は窓口が別で、医療費控除は後者の手続きです。わたしも最初は区役所だと思っていた。

控除額の計算と10万円のライン

国税庁の案内では、支払った医療費の合計から、保険金などで補てんされた金額と10万円を引いた額が控除の対象です。最高は200万円とされています。

総所得金額等が200万円未満の方は、10万円ではなく総所得金額等の5パーセントで計算します。人によって条件が違うため、還付額の見込みは出していません。自分の数字は、国税庁の作成コーナーに入れて見るほうが落ち着く。

見落としやすいのが、診療を受けた年と支払った年が違う場合です。国税庁の案内では、未払いの医療費は、実際に払った年の対象になります。年末の通院は、会計の日付を見る。

家族の医療費をまとめて申告するとき

国税庁の案内では、自分と生計を一にする配偶者やその他の親族のために払った医療費も、対象に含められます。対象になる条件は、個別の事情で違います。

国税庁の質疑応答事例には、共働き夫婦の一方が配偶者の医療費を負担した場合などの例が載っています。個別の適用は、税務署に聞く形です。二人暮らしのわたしも、まず領収書を名前ごとに分ける。

保険金や高額療養費で補てんされた分

保険金などで補てんされる金額は、その給付の目的となった医療費を限度に差し引きます。例として、入院給付金、高額療養費、出産育児一時金などが挙げられています。

引ききれない金額が出ても、他の医療費からは差し引かないとされています。保険金などが申告までに確定していない場合は、見込額で書く扱いです。後で金額が違ったときは、申告の訂正になる。

通院の交通費はどこまで含めるか

国税庁の明細書の記入例では、通院費は、通常必要なものに限って「その他の医療費」の欄にまとめて書く形が示されています。記入例には、電車とバスの往復運賃が載っています。

どの交通費まで入るかは、迷いやすい点です。美容目的や予防目的の費用と同じで、判断が分かれる支出は、国税庁の基準を読んで税務署に聞く形です。わたしは通院のたびに、乗った区間をスマートフォンのメモに残す。

セルフメディケーション税制との選択

セルフメディケーション税制は、医療費控除の特例です。通常の医療費控除とは選択適用で、両方は受けられません。選んだあとの変更はできない、と国税庁は案内している。

対象は、スイッチOTC医薬品(処方薬から市販薬に転用された薬)などの購入費で、12,000円を超えた部分が控除額です。上限は88,000円とされています。条件には、健診や予防接種などの一定の取組も含まれる。

新宿区で申告に使える三つの選択肢

新宿区で医療費控除を申告する方法は、新宿税務署、四谷税務署、国税庁の作成コーナーが軸です。住所で行く税務署が決まります。

15時までの窓口は、わたしには少し遠い

項目内容
新宿税務署北新宿1丁目。新宿地区が管轄。窓口は平日
四谷税務署四谷三栄町。四谷、牛込地区が管轄。窓口は平日
作成コーナー国税庁のサイト。自宅のスマホで作成と送信

国税庁の案内では、令和8年10月1日から、税務署の総合窓口の受付時間は原則として午前9時から午後3時です。開庁時間は午前8時30分から午後5時のままです。仕事帰りに寄るのは、少し難しくなる。

新宿税務署の窓口で申告書を出す場合

新宿税務署は、北新宿1丁目にあり、新宿区のうち新宿地区を管轄しています。申告書は、窓口に出すか、e-Taxで送るかを選べます。

特徴

新宿地区が管轄で、面接相談は事前予約が必要です。

料金目安

ページに手数料の記載はありません。

アクセス

西新宿駅1番出口から徒歩8分、西武新宿駅北口から徒歩10分です。

利用方法

代表電話03-6757-7776で、音声案内の2番が面接相談の予約です。

公式サイト

https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/location/tokyo/shinjuku/index.htm

新宿駅西口からは徒歩15分とされています。西新宿駅の1番出口からなら動きやすいですよ。駅から歩く距離が気になるわたしは、先に出口を調べておく。

四谷税務署の窓口で申告書を出す場合

四谷税務署は、四谷三栄町にあり、新宿区のうち四谷と牛込の地区を管轄しています。新宿区民でも、住所によって行く税務署が違います。

特徴

四谷、牛込地区が管轄で、面接相談は事前予約が必要です。

料金目安

ページに手数料の記載はありません。

アクセス

四谷三丁目駅から徒歩5分、曙橋駅と四ッ谷駅から徒歩10分です。

利用方法

代表電話03-3359-4451で、音声案内の2番が面接相談の予約です。

公式サイト

https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/location/tokyo/yotsuya/index.htm

意外と知られていないのですが、同じ新宿区でも地区で税務署が分かれます。管轄区域の一覧には、町丁目ごとの担当が載っています。自分の住所は、一度探しておく。

作成コーナーで自宅から出す場合

国税庁の確定申告書等作成コーナーは、画面の案内に沿って入力すると、申告書を作ってe-Taxで送信できるサイトです。計算は自動で行われます。

特徴

マイナポータル連携で、医療費通知の情報を自動入力できます。

料金目安

利用料の記載はなく、必要なのはマイナンバーカードと読取対応のスマホです。

利用方法

スマホかパソコンで、国税庁のサイトから作成コーナーを開きます。

取得時期

医療費通知の情報は、毎年2月上旬以降に取得できます。

公式サイト

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm

  • 医療費控除の明細書
  • 医療費通知(お持ちの場合)
  • 源泉徴収票(作成時に手元に)
  • 領収書(自宅で5年間保管)

国税庁の案内では、医療費控除には明細書を添付し、領収書は申告期限から5年間保管します。マイナポータル連携では、はり・きゅうなど取得できない費用もあります。足りない分は、自分で入力する形。

公式情報で最新の条件を調べる手順

なんとなく不安になりますよね。医療費控除の対象や手続きは、年分ごとに案内が更新されるので、見る順番を決めておきます。

STEP
国税庁の特集を読む

確定申告特集の、医療費控除のページを読みます。

STEP
タックスアンサーを見る

No.1120のページで、対象と計算方法を読みます。

STEP
管轄の税務署を調べる

管轄区域の一覧で、住所の税務署を調べます。

STEP
不明点は電話で聞く

電話相談センター0570-00-5901で、一般的な質問を聞きます。

申告先の税務署を間違える、年をまたぐ支払いの年を取り違える、といったことも起こりがちです。書類を見てもらいたいときは、予約して税務署に聞くのが近道だと思う。

令和8年分の申告会場は、案内が出てから探す。通常の医療費控除とセルフメディケーション税制は選択になるので、国税庁のページで両方の条件を読みます。

最後にわたしから伝えたいこと

医療費の領収書がたまっていくと、わたしも年末が近づくたびに少し気が重くなります。そんなときは、今年の分を入れる場所だけ先に決めます。

夜にパートナーと領収書を見ていると、誰の分か分からなくなる日があります。名前ごとに分けておくだけで、年明けの作業が楽になると感じています。

今日の一歩は、今年の病院や薬局の領収書を入れる袋を一つ用意して、表に家族の名前を書くことです。年明けに確定申告の書類を広げるとき、探す時間が減って、気持ちが少し軽くなると感じています。今週のどこかで、書いてみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「しんじゅくスコープ」マサ

新宿区在住のマサです。地域情報メディア『しんじゅくスコープ』で、地元で役立つ情報を発信しています。

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