保活を始めると、「保育ママ」という言葉を見かけることがあります。認可保育園と並んで案内されているのに、何がどう違うのか、いきなりでは分かりにくいですよね。
わたしは『しんじゅくスコープ』のエリア担当ライター、マサです。新宿区に住んでいて、周辺の子育て関連の制度もよく調べます。今回は保育ママの仕組みを、新宿区の公式情報をもとに整理しました。
対象年齢、申込方法、保育園との違い、区内で実際に動ける施設の紹介を順に見ていきます。
新宿区の保育ママとはどんな制度か
保育ママとは、家庭的保育事業の通称です。保育士などの有資格者が区長に認定を受け、自宅で子どもを預かる仕組み。定員は原則3人まで(保育補助者がいる場合は5人まで)と、少人数での保育が特徴です。
新宿区の場合、対象は生後5週以上3歳未満のお子さんです。保護者の就労などにより保育が必要と認められることが利用条件になります。
認可保育園との違いで気になる点
まず押さえておきたいのは、保育ママも認可保育施設の一つだということ。認可外の民間サービスとは別の区分です。保育料も認可保育園と同じく、世帯の住民税をもとに決まる仕組みになっています。
ただし規模感が全然違います。大きな保育園の集団保育と比べると、一人ひとりに目が届く環境。どちらがいいかは、子どもの性格や家庭の事情によっても変わるところです。
小規模保育との違いで迷いやすい点
「保育ママ」と「小規模保育」はどちらも少人数ですが、別の制度です。保育ママは保育者の自宅が場所になります。小規模保育は施設型で定員19人以下。場所・運営形態・定員のすべてが異なります。
迷いやすいのが、新宿区の「保育ルーム」との区別です。保育ルームは4歳から5歳対象の別の施設であり、保育ママ(0歳から2歳対象)とは年齢帯が異なります。名称だけで判断するとこんがらがりやすいです。
新宿区で実際に利用できる3つの施設・制度
わたしが新宿区の公式情報をもとに確認した、実際に申し込める施設・制度を3か所紹介します。空き状況や募集の有無は変動するため、利用前に必ず公式窓口へ確認してください。
- 保育ママ 井上さん(赤城元町)
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定員3名。保育時間は9:00~17:00。東西線神楽坂駅すぐそばにあります。
- アクセス・公式情報
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東京メトロ東西線「神楽坂駅」すぐ。公式サイト:kateitekihoiku.com
- 保育ママ 田口さん(市谷柳町)
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定員5名。毎日外遊びを大切にした保育方針。大江戸線牛込柳町駅から徒歩圏内です。
- アクセス・公式情報
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新宿区市谷柳町31。電話:03-3266-0937。公式サイト:kateitekihoiku.com
- 居宅訪問型保育事業(新宿区)
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子どもの自宅に保育者が来て預かる形の認可事業です。障害・疾患などで外出が難しい場合に選択肢になります。
- 窓口・公式情報
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新宿区保育課入園・認定係(03-5273-4527)。区公式サイト「居宅訪問型保育事業」ページで確認できます。
保育ママ2か所はどちらも認可施設で、申込は認可保育園と同じ一括申込です。居宅訪問型は利用条件が異なるため、まず保育課へ相談するのが順番として自然です。
保育時間と延長保育で確認したいこと
基本の保育時間は9:00から17:00です。延長保育は前後1時間を応相談で受け付けており、延長保育料は30分250円が目安です。ただし延長の可否や料金は各保育ママによって異なるため、直接確認が必要です。
土曜・日曜・祝日、年末年始(12月29日から1月3日)はお休みです。また年次休暇や夏季休暇もあります。仕事の都合で土曜も預けたい場合は、ほかの施設との組み合わせも考えておく必要があります。
申込方法と申込時期の流れ
申込方法は認可保育園と同じです。毎年秋ごろに翌年度の一斉申込があり、保育ママへの利用希望も同じ申込書で希望欄に記入します。締切日までに書類を保育課へ郵送・窓口・電子申請のいずれかで提出します。
「認可保育園等申込みの手引き」を新宿区公式サイトか窓口で入手します。
認可保育園と同じ申込書に、保育ママへの希望も記入して提出します。
郵送・窓口(本庁舎2階14番)・電子申請のいずれかで提出します。
窓口で申し込む場合は事前に電話予約が必要です(提出のみなら予約不要)。窓口受付は保育課入園・認定係、電話番号は03-5273-4527です。
保育料の目安と費用で見落としやすい点
基本の保育料は世帯の住民税額をもとに決まります。3歳未満は所得に応じた負担額になり、0歳から2歳は認可保育園と同様の計算式が適用されます。
延長保育料は基本料とは別に発生する場合があります。延長を毎日使う場合は月額にどう影響するかを、申込前に確認しておくと安心です。
卒園後の進み先で迷いやすいこと
保育ママは3歳未満が対象です。3歳になった日以降、最初の3月31日まで継続利用できる場合がありますが、その後は認可保育園などへ転園が必要になります。
ここで一度立ち止まったほうがいいのが、卒園のタイミングです。3歳児クラスへの転園申込は、保育ママ在籍中から行う必要があります。入園申込の時期を見逃すと、次の受け入れ先が決まらない期間が生じる可能性があります。
よくある勘違いと実際の違い
保育ママは「保育士資格のある人が個人でやっているサービス」と思われがちですが、新宿区長の認定を受けた認可施設です。認可外施設とは制度上の位置づけが異なります。

認可の一つなので、無認可保育とは別の区分ですよ
また保育ママは「空きがあればすぐ入れる」制度ではなく、認可保育園と同じ申込・選考のプロセスを経ます。定員が少ない分、空き状況次第では希望がとおらないこともあります。
見学前に電話で確認しておきたいこと
保育ママへの見学は、直接申し込む前に保育課に相談するのが順番として自然です。実際の保育の様子や空き状況は、電話か公式サイトから問い合わせるのが一番確実です。
- 現在の空き状況と定員
- 延長保育の可否と料金
- 見学の受け付け方法
- 申込時期と書類の入手方法
場所の確認だけでも先にしておくと、見学に動きやすくなります。
新宿区の公式情報を確認できる場所
情報は随時更新されるため、申込前には必ず最新の公式情報を確認してください。主な確認先は以下の通りです。
新宿区公式サイト(city.shinjuku.lg.jp)の「家庭的保育者」ページ、家庭的保育公式サイト(kateitekihoiku.com)、保育課入園・認定係(03-5273-4527)の3か所が中心になります。口コミサイトの情報は更新が遅れていることがあるため、最終確認は公式からが確実です。
保活中の方へ、今日できる一歩
保活は動き出しが早いほど選択肢が見えやすいのですが、情報が多すぎてどこから手をつけるか迷いますよね。保育ママに少しでも関心があるなら、今日か今週末に家庭的保育の公式サイトを一度開いてみるだけでいいと感じています。
場所と保育時間だけでも先に見ておくと、通えるかどうかの見当がつきます。わたしなら、まず地図で場所を確認してから問い合わせるかどうかを考えます。それだけでも気持ちの見通しが変わります。
この記事が、保活の入口で少し立ち止まっているみなさんの助けになったらうれしいです。ぜひ一度、公式サイトか電話で話を聞いてみてくださいね。













