新宿区で「ちょっとだけ自転車を借りたい」と思ったとき、どこで借りられるのか、返すときはどこでもいいのか、料金の仕組みはどうなっているのか、意外と分からないことが重なりますよね。
地域情報メディア『しんじゅくスコープ』のエリア担当ライター、マサです。新宿区に住んでいて、新宿駅まわりを通ることが多いわたしが、借り方やサービスの違いを順番に整理しました。
新宿区内で実際に使えるサービスを3つ取り上げて、料金・ポートの場所・返却の仕組みを一通り確認できるようにまとめています。
シェアサイクルとレンタサイクルは何が違うか
「シェアサイクル」と「レンタサイクル」は、仕組みが異なります。混同すると返却場所で困ることがあるので、先に整理しておきます。
- シェアサイクル
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アプリで登録し、区内の複数ポートで借りて、別のポートに返せるサービス。
- レンタサイクル
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特定の店舗や施設で借りて、原則同じ場所に返す仕組み。
新宿区内で現在広く使われているのはシェアサイクルです。この記事でも、シェアサイクルを中心に説明しています。
新宿区で使える3つのシェアサイクル
新宿区内で実際に使えるシェアサイクルサービスは、主に以下の3つです。それぞれ料金体系や対応エリアが異なるので、自分の使い方に合ったサービスを選ぶ手がかりにしてください。なお、料金・ポート情報は変更になることがあるため、利用前に公式サイトで必ず確認を。
HELLO CYCLINGは新宿区内にポートが多い
OpenStreet株式会社が運営する「HELLO CYCLING」は、新宿御苑前・高田馬場・神楽坂・北新宿など、新宿区内の複数箇所にポートがあります。電動アシスト付きの自転車のみで、借りた場所と別のポートに返せます。
料金は東京都内の場合、利用開始30分160円、延長160円/15分(2025年4月改定後)。12時間上限は2,500円です。アプリで登録後すぐ使えて、ICカードを登録すると予約なしで解錠できます。
- サービス名:HELLO CYCLING
- 電動アシスト:あり(全車種)
- 返却:区内外の別ポートに返却可
- 公式:hellocycling.jp
わたしが最初にポートを探したとき、駅の出口から少し歩いた場所にあって、意外と気づかないんですよね。アプリの地図機能で「今いる場所の近く」を確認するのが確実です。
NOLLは新宿区公式の運営事業者のサービス
「NOLL(ノル)」は、2026年5月に「ドコモ・バイクシェア」からリブランドしたサービスです。新宿区の自転車シェアリング事業の運営事業者でもあり、新宿区役所・新宿中央公園など区内の公的な場所を含む複数ポートで利用できます。
料金は2026年5月以降、従来型車両が10分99円、新型車両が10分120円。時間制パス(3時間900円・6時間1,500円)も新設されました。短距離移動なら10分以内で収まる場面も多く、通勤やちょい乗りに使いやすい。
- サービス名:NOLL(ノル)
- 電動アシスト:あり(全車種)
- 返却:東京広域エリアのポートに返却可
- 公式:docomo-cycle.jp/tokyo

NOLLは新宿区役所など公共施設そばのポートから借りやすい
料金の仕組みで確認したいこと
2つのサービスの料金を簡単にまとめます。短時間利用か、半日使うかで選び方が変わります。
| サービス | 短時間の目安 | 長時間の目安 |
|---|---|---|
| HELLO CYCLING | 30分160円 | 12時間2,500円 |
| NOLL(従来型) | 10分99円 | 6時間1,500円(時間制パス) |
NOLLは2026年5月から10分単位の課金に変わりました。11分以上使うと割高になるケースがあるので、乗り継ぎのつもりで使うか、まとまった時間使うかで、どちらのサービスが合うか変わります。最新の料金は必ず各公式サイトで確認してください。
返却場所で迷わないために知ること
迷いやすいのが、返却場所の制限です。シェアサイクルはポートに返すのが基本で、ポートの外に置いても返却扱いにはなりません。
NOLLは東京広域エリア内のポートであれば区をまたいで返せます。エリアをまたいで返却できるかどうかはサービスごとに異なるため、利用前に公式サイトの対応エリアを確認することをおすすめします。
また、目的地近くのポートが満車の場合は返却できません。アプリで返却先候補を2か所くらい頭に入れておくと、当日に焦らなくて済みます。
アプリ登録と交通ルールで見ておくこと
先に確認しておきたいのは、登録に必要なアカウントの種類です。NOLLはdアカウント・Appleアカウント・Googleアカウントで登録できます。HELLO CYCLINGは専用アプリのアカウント、またはLINE連携が使えます。
初回登録は自宅でゆっくりやるほうが、現地で焦らなくて済みます。また、2023年4月から自転車乗車時のヘルメット着用は努力義務で、シェアサイクルにヘルメットは付属しません。2026年4月には自転車への青切符制度も始まっています。
HELLO CYCLINGまたはNOLLのアプリを入れ、アカウント作成と決済情報を登録する。
現在地近くのポートと空き台数を地図上で確認し、バッテリー残量も見ておく。
目的地に着く前に、返却先ポートが満車でないかをアプリで確認しておく。
新宿区で使ってみるなら最初にやること
今週末など、使う予定が決まったら、まずアプリだけ先にインストールして、近くのポートの場所を地図で眺めておくのが一番動きやすいです。実際に借りる前に地図を見るだけで、「あそこにあったのか」と分かることが多く、当日の迷いがかなり減ります。
わたしも最初は返却場所の仕組みがよく分からなくて、ポートに着いたら満車で焦ったことがあります。あのとき返却先候補を2か所くらい頭に入れておけばよかった、と後から感じています。
短い移動でも、慣れてくると仕事帰りや週末の買い物でさっと使えるようになります。まず今日、アプリの地図画面を開いて、自分がよく通る場所の近くにポートがあるか見てみてくださいね。













